12 August, 2025

メンタープロフィール紹介

さまざまな分野に精通したメンター陣がそれぞれの視点から、国際的な創作の現場での実践的な経験と成長をサポートします

メンタープロフィール紹介

  • 渋谷慶一郎

    音楽家/プロデューサー

    1973年東京生まれ。東京藝術大学作曲学科卒業。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ 、オペラ、映画音楽、サウンドインスタレーションまで多岐にわたり、東京・パリを拠点に活動を行う。
    2012年初音ミク主演による人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』を発表、パリ・シャトレ座公演を皮切りにヨーロッパで巡回公演を行う。2018年AIを搭載したアンドロイドとオーケストラによる作品、アンドロイド・オペラ『Scary Beauty』を発表。2021年は新国立劇場の委嘱新制作にてオペラ作品『Super Angels』の作曲を務め、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。2022年ドバイ万博にてアンドロイド・オペラ『MIRROR』を発表、2023年にパリ、2024年に東京凱旋公演。 また、サウンドインスタレーション作品『Abstract Music』を2023/2025年PRADA MODE、2024年ミラノデザインウィークにてLEXUS BEYOND THE HORIZON、2025年Google Pixel京都などイベントにて展示。テクノロジー、生と死の境界領域を、作品を通して問いかけている。

  • 池上高志

    東京大学教授/アーティスト

    物理学で理学博士を取得したのち、東京大学大学院・総合文化研究科教授として複雑系科学・人工生命研究を牽引し、生命進化モデル化や動く油滴の化学実験、鳥群シミュレーションなど独創的成果を挙げてきた。サウンドアートやアンドロイド研究でも国際的評価を受け、文化庁メディア芸術祭やアルス・エレクトロニカで受賞。科学と芸術を融合し、EXPO 2025「生命進化の樹」など社会発信にも注力。旭丘SSH活動支援など後進育成にも尽力している。著書に、「動きが生命を作る」(2007)、「人間と機械のあいだ」(2016)、「作って動かすALife」(2018)などがある。

  • 今井慎太郎

    コンピュータ音楽家/国立音楽大学准教授

    コンピュータ音楽家。国立音楽大学およびIRCAMで学び、文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツのZKMにて、またDAADベルリン客員芸術家としてベルリン工科大学にて研究および創作活動を行う。2008年よりバウハウス・デッサウ財団にてバウハウス舞台の音楽監督を度々務める。ブールジュ国際電子音楽コンクールにてレジデンス賞、ムジカ・ノヴァ国際電子音楽コンクール第1位、ZKM国際電子音楽コンクール第1位などを受賞。2015年に作品集『動きの形象』を発表。2020年より渋谷慶一郎と共にヒューマノイドロボットによる音楽実践に取り組んでいる。現在、国立音楽大学准教授および大阪芸術大学客員教授。

  • 尾崎聡

    舞台監督/テクニカルディレクター

    大阪外国語大学にてアメリカ演劇、スペインにてフラメンコをMatsumoto Rioに学ぶ。出演を兼ねた舞台は、維新派『BABEL』『青空』『Romance』, ダムタイプ『OR』『memorandum』『Voyage』等。舞台監督としてダムタイプ、Noism、チェルフィッチュ等のグループ、アーティストの渡辺レイ、小尻健太、梅田宏明、森山未來、名和晃平、ジゼルヴィエンヌ、ライゾマティクス、小泉明朗、saeborg、高木正勝、蓮沼執太等の舞台プロジェクトをサポート。
    技術監督としてポストメインストリームパフォーミングアーツフェスティバル、原宿パフォーマンスプラス、踊りに行くぜ、京都エクスペリメント、あいちトリエンナーレ、NIDF、サウンドライブトーキョー、YPAM、Fashion Cantata Kyoto、Mutek JP、Ambient Kyoto、RMAオープニングパフォーマンス等のプロジェクトに参加。渋谷慶一郎『THE END』『Music of the Beginning』『Mirror』等の公演を国内外で発表。

  • 松本七都美

    マネジメント/プロダクション

    上智大学外国語学部英語学科卒業。卒業後、外資系メーカーおよびIT企業にてマーケティング/PR業務に従事し、ブランドマネージャーを務める。2019年よりATAKにて作曲家・渋谷慶一郎のアーティストマネジメントを中心に、音楽・舞台制作、音楽出版・著作権管理、広報を担当。アンドロイドオペラのドバイ万博、パリ・シャトレ座などでの海外公演を制作統括するほか、国内コンサートや国際共同制作、官民問わず多様なプロジェクトを推進。企画立案から資金調達、契約、制作進行までを一貫して担い、舞台芸術と音楽活動を支えるとともに、文化とテクノロジーを結びつけた革新的な表現の実現に尽力している。